家が建つまでにどれくらいの期間がかかる？家づくりの流れを解説します！

注文住宅を考える際に注意する項目はいくつもありますよね。
いざ購入しようと考えても、何から手を付けていいのか分からない方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、注文住宅での家づくりの流れと要する期間について説明するとともに、スムーズに進めるためのコツをご紹介します。

結論から言うと、家づ くりは打ち合わせからお引き渡しまで、スムーズに進んでも1年~1年半程度の時間がかかる長期のプロジェクト になります。
急ぐあまり、安易に工期の短い会社を選ぶのは、家族の要望が反映されていない理想とはかけ離れた家になってしまう可能性もあります。
一生に一度の大きな買い物と言われる家づくりだからこそ、ひとつひとつ適切なステップを踏んで進めていく事がとても重要です。

□家づくりの流れと要する期間をご説明！

家づくりをする上での工程を大きく7つに分けて説明します。

ステップ1. 建てる住宅の予算を決める
予算を計算する際には、住宅ローンでどこまで借り入れられるのかを基準に判断すると良いでしょう。
また、どのような家にしたいのかを間取りやデザインを中心に考えておきましょう。
理想に近い家を探してみたり、こだわりたい部分を話し合って書き出したりすると具体的に想像しやすいです。

ステップ2. 住宅会社を選ぶ
ホームページの施工事例などを見ながら、自分たち好みの家づくりをしている住宅会社の情報収集をしましょう。
土地選びが進められていなくても、ハウスメーカーを決めていると手伝ってくれる場合が多く、知らなかった条件付きのお得な土地を紹介してもらえることもあるため便利です。

ステップ3. 希望の間取りの提案と見積もり
気になるハウスメーカーと打ち合わせを行い、見積もり・資金計画書・シンプルな間取り図を依頼するようにしましょう。
見学会など、完成物件を観覧できる機会があれば参加して実際にご覧になる事をオススメします。

ステップ4. 詳細な打ち合わせやプラン決め
プランを決定するまでに、土地の地盤調査などを行うようにしましょう。

ステップ5. 工事請負契約を結ぶ
住宅会社と提案を受けた間取り、価格に納得したら工事請負契約を締結します。
また、キャンセルした際の対応も合わせてチェックしておくことをおすすめします。

ステップ6. 着工を始める
決定したプランをもとに工事が始まりますが、騒音被害のクレームを考慮して近隣の方に挨拶しておくようにしましょう。
スムーズに進めば、着工から完成まで6カ月程度で仕上がります。

ステップ7. 建物の引き渡し&引越し
建物が完成すると市区町村による完了調査を受けて検査済み証が発行されます。
気になる部分の修正が終われば晴れて住宅が引き渡されます。
引っ越しには思った以上の労力がかかります。
子育て世代であればそれなりに荷物も増えてくるので、前もって少しずつ整理しておくと引っ越しもスムーズに進められます。
大体家づくりまでにかかる期間はスムーズに進んでも1年4カ月ほどかかることを頭に入れておきましょう。

□家づくりをスムーズに進めるためのコツ

家づくりの流れを大まかにイメージできたでしょうか？
次に、注文住宅をスムーズに進めるためのポイントを2つに分けて紹介します。

1つ目は、家族同士で話し合うことです。
プランを進める前に、家族でどのような家にしていくかを相談しておくと意見の相違によるトラブルを避けられます。
なんとなくこんな感じがいいな、という抽象的なイメージでも大丈夫です。

2つ目は、住宅の予算を決めておくことです。
仮審査やライフプランニングをして、予算を決めておくことが重要です。
プランを進めていく上で、当初予定していた費用を大幅に超えてしまう場合が多々あります。
そのため、余裕をもって予算を確保しておくことにしましょう。

□まとめ

今回は注文住宅で家づくりをする際の流れやかかる期間についてご紹介しました。
家を建てるには多くの時間と費用を要します。
理想の家づくりにするためにも、家族で話し合いながらプランを立てていくようにしましょう。