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2022/04/23
注文住宅で考えることとは?よくある失敗をご紹介!
「間取りづくりで考えることがよくわからない」
「家づくりでよくある失敗を知っておきたい」
このようにお考えの方は多いでしょう。
そこでこの記事では間取りを決める方法と注文住宅でよくある失敗をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
□間取りを決める方法をご紹介!
家の間取りを決める方法は「事例を見てイメージする」「ハウスメーカーに間取りを提案してもらう」「間取りプランを納得いくまで練り上げる」の3つのステップに分けられます。
それぞれのステップを詳しく解説していきます。
1つ目のステップは事例を見てイメージすることです。
いきなり理想の間取りをイメージするのは非常に難しいですよね。
思い描く理想の間取りを整理するためにも、まずは部分的にどのような間取りが良いのかをイメージしていきましょう。
具体的には「リビングの横には和室がつながっている」「玄関に大きな収納がある」といったような感じです。
また、間取りをイメージするには以下のような間取りの事例を通してイメージを膨らませてみましょう。
・ハウスメーカーがホームページ上で公開している間取りの例を見る
・建売住宅の折り込みチラシを見る
・間取りのまとめサイトを見る
具体的な間取りの事例を用意しておけば、家族で話し合う際にもイメージを共有しやすく、話し合いがスムーズに進むでしょう。
また、建売住宅は多くの方に人気の間取りが採用されているため、折り込みチラシからは一般的に住みやすいと言われている間取りを確認できるでしょう。
2つ目のステップはハウスメーカーに間取りを提案してもらうことです。
間取りのイメージが湧いてきたら、ハウスメーカーに間取りの要望を伝えて、プランを提案してもらいましょう。
ハウスメーカーから、あなたの要望や希望地に合わせた最適な間取りプランを提案してもらえるでしょう。
3つ目のステップは間取りプランを納得いくまで練り上げることです。
間取りを提案してもらったら、納得のいくハウスメーカーを選びましょう。
選んだハウスメーカーと打ち合わせを重ねて、間取りの詳細や設備を決めていきましょう。
注文住宅は建売住宅とは異なり、打ち合わせの回数が多くなります。
間取りを1から考えていくからです。
そのため、家づくりでは担当者との相性も非常に重要ですので注意しましょう。
□よくある失敗を場所別に解説します!
ここでは家づくりでよくある失敗を水回り、キッチン、リビングの場所別にご紹介します。
まずは水回りからです。
お風呂に関しては掃除がしにくいという失敗が挙げられます。
お風呂が掃除しにくいと、タイルの目地が汚れやすくなったり、濃い壁の色にしたら白いカルキ汚れが目立ってしまったりします。
確かにくつろげる環境を求めてインテリアにこだわるのも大切ですが、機能性の重視も怠らないようにしましょう。
他にもお風呂にテレビを設置したものの、全く使わなくなってしまったという報告もあります。
また、動線に関する失敗もよくあります。
例えば、玄関からお風呂に直行できないと、歩きながら室内を汚してしまう恐れがあります。
さらに、トイレが玄関に近いと来客にトイレの中が見えないか、トイレを使う音が聞こえないか心配です。
このような失敗を防ぐには実際の生活をイメージしながら間取りを考える必要があります。
次はキッチンです。
キッチンの設計は家事効率を大きく左右します。
ここでは動線や作業効率に関する失敗をご紹介します。
動線に関する失敗として、通路が狭くてゴミ箱が置けない、パントリーがキッチンから遠く使いにくいなどが挙げられます。
また、キッチンと洗濯機、脱衣所に距離があると汚れものが出しづらいという報告もあります。
キッチンと洗濯機、脱衣所は近くに配置すると良いでしょう。
作業効率に関する失敗として、作業台の高さと身長のミスマッチや作業スペースや設備の不足が挙げられます。
また、キッチンには調味料のような細かいものも多いため、キッチン収納はスペースの広さと出し入れしやすさも意識して計画する必要があります。
最後はリビングです。
リビングでよくある失敗は温度や明るさに関する失敗です。
吹き抜けやリビング階段のあるリビングは冷暖房効率が悪くなってしまう傾向にあります。
そのため、シーリングファンやカーテン、ブラインドなどを設置して室温をキープする工夫をすると良いでしょう。
また、壁紙に関する失敗もよくあります。
壁紙を貼った後に「イメージよりもデザインが派手だった」「照明をつけてみるとデザインが気に入らなかった」などの失敗が報告されていますので、注意しましょう。
そしてデザインだけを重視して機能性を軽視していると、メンテナンス費用がかさんでしまいますので、機能性も意識してくださいね。
□まとめ
今回は間取りを決める方法を3つのステップに分けてご紹介しました。
どのようにすれば理想の間取りを実現できるのかイメージできましたでしょうか。
また、今回ご紹介したよくある失敗を参考に、満足のいく家づくりを実現してくださいね。