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2022/04/29
平屋に適した土地の広さとは?平屋を建てる際の注意点も解説します!
注文住宅をご検討中の際に1階建てにするべきか2階建てにするべきか、悩んでしまいませんか。
平屋に適した土地の広さは存在します。
そこで、今回は平屋を建てる際に必要になる具体的な土地の広さをご紹介します。
また、平屋を建てる際の注意点もご紹介しますので、家づくりをお考えの方はぜひ参考にしてください。
□平屋を建てるにはどれくらいの広さの土地が必要?
もちろん、土地の広さには家族の規模によって異なります。
つまり、具体例として3人家族と6人家族を比較しても、生活する人数が多い分家は広くないといけません。
そこで、理解を深めるためにまず少し国が指定している居住面積を家族の人数別で比較します。
国土交通省が誘導居住面積水準を基に世帯人数に応じた家の広さを示しています。
その後、平屋である場合はどれくらいの土地の広さが必要であるのかご紹介します。
*家族の人数別!居住面積はどれくらい必要であるのか?
まずは2人家族である場合は大体75平方メートルの居住面積が必要であるとされています。
坪数に換算すると約22坪前後になり、テニスコートの半分程度の広さです。
2人家族では人数が少ないため22坪でも問題なく過ごせるでしょう。
次に3人家族のケースでは100平方メートル程度の居住面積が必要でしょう。
坪数では30坪程度となり、60畳分の広さになります。
また、4人家族においては124平方メートル程度で、約38坪になります。
4人家族において、注文住宅を検討した方の住宅面積の平均値としては大体124平方メートルとなっています。
そのため、誘導居住面積水準とほとんど変わらない広さにしていることは事実です。
しかし、都市部や郊外になると住宅面積は異なってくるため、地域に応じた住宅面積にしましょう。
*平屋では土地の広さはどれくらい必要?
まず、注意しなければならないのは建ぺい率です。
安全などを考慮して定められ、土地面積の100パーセントを住宅面積にすることは不可能になっています。
つまり、2人家族では22坪、3人家族は30坪、4人家族は38坪程度の土地面積を探せば良いということでありません。
建ぺい率は地域によって定められる割合が異なるため、確認しておきましょう。
例えば、50パーセントの建ぺい率であるケースを仮定しましょう。
2人家族の場合、居住面積である75平方メートルは土地面積では150平方メートルとなり、坪数で言うと約45坪になります。
また、3人家族の場合は200平方メートル、つまり約60坪の土地面積が必要となります。
4人家族では248平方メートルで75坪程度の土地面積を要することを意味します。
平屋の場合は2階建てよりも土地面積は必要となるので確認しておきましょう。
□平屋を建てる際の注意点とは?
*日光や風通しに注意する
より快適でゆったりした生活を送りたい際は日当たりや風通しなどの環境条件は最も大切になります。
仮に、狭い面積で家を建てる場合近隣の住宅の位置関係で日当たりが悪くなってしまうケースは少なくありません。
また、密集住宅である時は風通しも悪くなってしまうので注意が必要です。
2階建てや3階建ての際は吹き抜けなど工夫をすることで改善できますが、平屋の場合は1階建てであるため特に考慮して土地選びを行いましょう。
少し、広い土地を選択することで環境条件が整いやすくなりますよ。
*部屋の確保に注意する
平屋においても土地面積を考慮してできるだけ狭い土地面積で建築したいと考えている方はいらっしゃいませんか?
仮に、広い土地を選ぶと広々とした空間を過ごせ、ゆったりとできるでしょう。
そのため、狭い土地を選択することで部屋の広さも必然と狭くなってしまいます。
また、建ぺい率は30パーセントから80パーセントまで地域別で定められています。
30パーセントの建ぺい率である地域の場合、狭い土地を選んでしまうと部屋を確保できるほどの住宅面積にできません。
そのため、平屋を建てられない状況にもなり得るので、注意が必要です。
*建築費用に注意する
平屋は2階建ての家と比較して、建築費用が少し高くなる傾向にあります。
平屋を建築する方が高いと聞いて少し驚いた方はいらっしゃるのではないでしょうか?
費用が高くなる理由として、2階建てと比較して広い設計になることが挙げられます。
特に地盤や住宅の基礎部分が広くなることや屋根の面積を増やさなければなりません。
建ぺい率等を考えて土地もより広いものを選ぶ必要があるため、注意が必要です。
耐震性を考えた間取りにする必要もあるため、柱の位置などを建築会社とよく相談して行うことをおすすめします。
□まとめ
今回は平屋を建てる際に必要になる具体的な土地の広さと平屋を建てる際の注意点をご紹介しました。
当社ではお客様に最適な家づくりを肝に銘じて、より快適なお住まいを実現させます。
平屋においてもお客様との相談を基に、理想により近い設計をいたします。
まずはお気軽にお問い合わせください。