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2022/05/11
使い勝手のいいキッチンにするには?ポイントを解説します!
「使い勝手のいいキッチンを作りたい」
「新しい住まいではキッチンづくりを成功させたい」
このように思っている方は多いでしょう。
そこでこの記事では使いやすいキッチンレイアウトの基本とキッチンの種類について解説しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
□使いやすいキッチンレイアウトの基本を解説します!
使いやすいキッチンにするためには、どのようなことを知っておかなくてはいけないのでしょうか。
ここではその基礎知識について解説します。
*調理の流れを考えた配置
基本的に調理は、冷蔵庫から食材を取り出し、洗って、調理して、配膳するという流れで行われますよね。
食事後は食器を下げて、洗って、食器棚に戻すという流れです。
そのため、右利きの方は冷蔵庫、シンク、調理台、コンロを右回りに配置すると調理の流れに沿った使いやすいキッチンにできるでしょう。
左利きの方は逆回りに配置しましょう。
*キッチン内の動線を考えたキッチントライアングル
使いやすいキッチンにするには、キッチンの動線を考慮しなければなりません。
動線が悪いと使い勝手が悪く、効率的に家事を行えないからです。
1つの動線の組み立て方として、コンロとシンク、冷蔵庫の3つを三角形の角に配置するレイアウトが挙げられます。
*通路幅とキッチンの寸法を考えたレイアウト
使いやすいキッチンにするには、通路幅とキッチンの寸法を考えることも大切です。
キッチンの通路幅は1人で利用することが多いなら90センチメートル程度、2人で利用することが多いなら120センチメートル程度確保しておくと良いでしょう。
□キッチンのタイプをご紹介!
キッチンレイアウトの基本について知っていただけたでしょうか。
ここではキッチンのタイプをご紹介します。
1つ目はオープン型のキッチンです。
このタイプのキッチンは、リビングやダイニングの間を仕切らず、一体化させる間取りのものです。
そのため、開放感を演出できます。
家族ともコミュニケーションがとりやすく、配膳がしやすいというメリットがあります。
その一方、オープンである分、煙やニオイが室内中に広がりやすいというデメリットも存在します。
加えて、リビングや玄関から丸見えになる場所が多くなるため、整理整頓が苦手な方は間仕切りを設けて目隠し対策をすると良いでしょう。
2つ目は独立型のキッチンです。
このタイプのキッチンは、3方向を壁で囲まれたクローズドなキッチンです。
オープン型のキッチンと比較して、煙やニオイが広がりにくく、作業に集中しやすいメリットがあります。
しかしその反面、コミュニケーションがとりづらく、調理する人が孤立してしまいがちな点がデメリットとして挙げられます。
3つ目はセミオープン型のキッチンです。
このタイプのキッチンは、オープン型と独立型の良さを取り入れたものです。
少しニオイが拡散してしまいますが、リビングにいる家族と会話しやすく、目隠し対策もバッチリです。
□使い勝手のいいキッチンにするためのポイントとは?
使い勝手のいいキッチンにするにはどのようなことに気をつければ良いのでしょうか。
今回ご紹介するポイントは「収納をノンストレスにする」「掃除しやすくする」の2つです。
それぞれ詳しく解説していきます。
まずは収納をノンストレスにしましょう。
もし現在キッチンに使いづらさを感じているなら、それは収納が原因かもしれません。
キッチンには食器や調理器具、食材など収納するアイテムがたくさんあり、すっきりと見せるのは至難の業でしょう。
そもそも収納量が足りていないと、モノが溢れて調理スペースを狭めてしまう恐れもあります。
そのため、理想的なのは大容量のキッチン収納があることです。
生活感を少なくして、すっきりとした空間にしたいならパントリーを作ることを検討すると良いかもしれませんね。
パントリーとは、食品や飲料をストックしたり、調理器具や日用品を保管したりするのに役立つスペースです。
また、最近のシステムキッチンにはシンク下やコンロの周辺に大きめの収納スペースが設けられていることが多いです。
そのため、保存容器や仕分けボックスを効果的に使用すれば、奥行きを無駄なく利用できます。
次は掃除しやすくすることです。
キッチンをきれいに保つ上で最も大切なのが、掃除のしやすさです。
特にワークトップやシンク周りは、油や食材で汚れやすいため、すぐに掃除できるような環境づくりを意識しましょう。
具体的には、ワークトップやシンク周りには必要最低限のものしか置かず、いつでもすっきりさせておきましょう。
また、汚れを落としやすいステンレス製の素材にすると、掃除のしやすさがアップします。
□まとめ
どのようにすれば使い勝手のいいキッチンにできるのか、イメージできましたでしょうか。
暮らしを快適にするためには、使いやすいキッチンは必須と言っていいでしょう。
今回の記事を参考に、清潔で整ったキッチンを実現させてくださいね。