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2023/04/14
【住宅会社探しでおさえておいてほしいポイント②】
こんにちは。営業スタッフの稲福です。
今回は住宅会社探しでおさえておいてほしい
ポイント第二弾を更新していこうと思います。
みなさんは”借りれる金額” ”返せる金額”って言葉聞いたことありますか?
この言葉、住宅購入や建築をお考えの方には、
すごく大切な言葉になるのでぜひ覚えておいてほしいです。
建築業界や不動産業界ではMAX予算や安心予算という言い方もします。
【借りれる金額】(MAX予算)
金融機関があなたに貸してくれる金額のことを指します。
金融機関によって査定の方法は異なります。
例えば年収×8倍までであればお貸しできますよ~という銀行さんもあれば、
年収×6倍まではお貸しできます。と結構バラバラです。
なのでいくら借りれるんだろ?悩んでいる方がいましたら、、ぜひ一人で悩まずお借入れを検討している銀行さんや私たちにご相談ください。サポートいたします(^^)一人で悩まず、まずプロにご相談ください。
例えば年収が450万だとすると
A銀行では→450万×8倍=3600万お借入れ可能かも!!
B銀行では→450万×6倍=2700万お借入れ可能かも!!
という風に銀行によってお借入れ可能額差っていうのもでてきますので
1つの銀行だけに絞らずできれば2つ以上の銀行審査を受けてみることをおすすめいたします。
また6~8倍借りれますといいつつも、
月々の収支バランスによっては借入額が下がったりすることももちろんあります。
なぜかというと銀行さんは”返済比率”というものをみるからです。
A銀行で3600万借りれるかも~と思っていたが
全然この金額まで伸びなかった….っていうパターンも沢山あります。
それは..銀行さんは年収だけをみて判断しているのではなく、
この人にお金を貸してもきちんと返せそうかな?を判断しています。
金額が伸びないのは下記があったりします。
★車のローン返済がある
★カードローン返済がある
★奨学金の返済があるなど….
理由はさまざまあります。
「返済比率」とは、年収に占めるローンの年間返済額の割合のことです。
理想の返済比率は約20%~30%。
銀行さんが判断するのは平均で35%くらいと言われいます。
※年収により変動します。
住宅ローンに月々10万円
カーローンに月々5万円
カードローンに月々1万円
奨学金に月々1万円
合計で月17万支払いがあるとすれば年間で204万がローンの返済にまわることになります。
年収450万だとすると
(年間ローン204万÷年収450万×100=返済比率45.3%)
あかん。
と銀行も判断するのでこれを銀行の返済比率にあてはめると
住宅ローンに月々6万円
カーローンに月々5万円
カードローンに月々1万円
奨学金に月々1万円
合計で月13万支払いで年間156万のローン支払い
(年間ローン156万÷年収450万×100=返済比率34.6%)
なので住宅ローンは6万の返済に収まるような
資金計画で進めていけば問題ないわけです。
もちろん住宅ローンの金額を伸ばしたい場合は、
カーローンを一括返済などして借入を伸ばす方法もございます。
お次は
【返せる金額】(あんしん予算)
今まで話をしていたのはあくまで銀行さん目線の査定方法ですが、
あんしん予算というのは各家庭で全然変わってくる項目になります。
何を見ていくかといいますと…..
家計の収支バランスです。
例えばAさん家族は子供もみんな独立して夫婦2人です。
そうすると教育資金の出費がないのでその分余裕が生まれますよね。
一方、Bさん家族はまだお子様も小さく、(1人保育園)
これからの教育資金も考えながら人生設計をしていかないといけないな~となりますよね。
一瞬、この情報だけみるとみなさんどう思いますか?
Aさんたちのほうが裕福だよな~って思った方いませんか?
私もこれだけみたら断然Aさんでしょ!ってなります。
しかし、あんしん予算を把握するにはもっともっと深いところまで掘り下げてみる必要があるのです。
仮にAさん家族の収入が夫婦合算で世帯年収500万です。
預貯金は200万です。
お子さんがいない分、余裕があるのため
①お車
旦那様も奥様もそれぞれ新車で車を購入しており、
ふたりで年間72万支払い(月6万)
②保険
貯蓄がてら積み立ての生命保険や医療保険も加入してますと。
お二人で年間48万支払い(月4万)
③通信費
携帯通信費は月に一人1万くらいなのでふたりで年間24万支払い(月2万)
携帯機種代はありません。
④食費
食費は年間24万(月2万)
⑤趣味・娯楽費
あとは趣味にお二人年間72万(月6万)
⑦光熱費
年間24万(月2万)
合計で月の出費は22万となります。
世帯年収500万÷12カ月=月の世帯収入が41万ですと。
収入(41万)-出費(22万)
=残り19万になりました。
次はBさんをみていきましょう。
Bさん家族の収入が夫婦合算でAさん家族と同じ世帯年収500万です。
マイホームのことも考え貯金しており預貯金は1000万あります。
①お車
お車はお二人ともローン完済済み。
②保険
生命保険や医療保険も加入してますが
掛け捨てタイプを選択しており、
お二人で年間12万支払い(月2万)
③通信費
携帯通信費は格安SIMを使っており月に一人3000円くらいなのでふたりで年間72,000円支払い(月6,000円)
携帯機種代はありません。
④食費
食費は年間24万(月2万)
⑤趣味・娯楽費
美容室に月1回行きます。夫婦で年間24万(月2万)
⑥保育園の費用
年間36万(月3万)
⑦光熱費
年間24万(月2万)
Aさん家族と大きく違うのは⑥の費用があることです。
合計で月の出費は11.6万となります。
世帯年収500万÷12カ月=月の世帯収入が41万ですと。
収入(41万)-出費(11.6万)
=残り29.4万になりました。
Aさん、Bさんともに世帯年収は同じですが、
各家庭の収支バランスは掘り下げてみてみると
10万4000円の開きが出てますね。
上記の結果をみてどうでしょうか?
家族構成と年収だけで判断していたときは
絶対Aさん家族が家計にゆとりがあるだろうと
思い込んでませんでしたでしょうか?(^^)/
その結果をみてAさん家族、Bさん家族が
住宅ローンにあてきれるであろう金額が明確にわかりましたね。
しかし残った金額を全部使って住宅ローンを払うのはNGです!!
✓万が一に備えての”貯蓄”
✓土地・建物の固定資産税
✓アパートより上がるであろう光熱費
も考えていきましょう。
もし自分たちの家庭はどうなんだろ?
相談してみたいなど思っている方がいましたら、
お気軽に稲福までご相談ください。
弊社で提携していますファイナンシャルプランナーさんと無料でお話、ご相談できます。
私もファイナンシャルプランナー3級を持っているのですが、
そこを専門としてお仕事していないので…( ノД`)シクシク…
プロのファイナンシャルプランナー
ご紹介しますね(笑)
かな~り前置きが長めでみなさん
読み疲れたころかと存じます(笑)
本日わたしがみなさまに伝えたかったことは、
【借りれる金額】(MAX予算)だけを見て、
お客様はMAX〇〇〇万お借入れできるので弊社で家を建てれますよ!!
と言ってくる住宅営業さんも
いるから気を付けてね!ということ
これって何を言っているかわかりますか?
例えば、
お客様は世帯年収が800万なので
800万×8倍=MAX予算6400万借りれます!
6400万で家を建てましょう!
お借入れ 6400万
金利 0.8%
返済期間 35年
月々の返済は17.4万になりますけど大丈夫ですよね??
大丈夫じゃないよ~ってなりますよね。
弊社にお越しいただいているお客様の大半が
月々7~12万くらいで住宅ローン押さえないと
生活が厳しいですとお話されてます。
そう。MAX予算、たとえ銀行で沢山借りれたとしても一番大事なのはあんしん予算!!!
月々7~12万で押さえたいのであれば借りるべきお金は2600~4400万です。
MAX予算だけで話を進める住宅営業さんには気を付けてくださいね。
わたしたちFamilyboxは、
今の暮らしを家を建てることによって、
もっとより良いものにしてほしいと思いでお客様と向き合っております。
暮らしをよくするにはきちんと
お客様の月々無理なくお支払いできるヒアリングさせていただき、
提案させていただいております。
予算内でいいものをご提案・ご提供する。
それが私たちFamilyboxのお仕事です★
以上、稲福でした。