CRAFT MAN

家づくりに携わる人たち
職人インタビュー

2023/03/28

職人インタビュー

Familybox.おきなわcraftman皆さんこんにちは
今回は、家づくりに携わる人たちをテーマに
現場で働く職人さんを紹介していきます。
記念すべき第一弾は、新垣左官の新垣さん
なんでも、左官業は絶対にやらないと思っていた職業だったとか。
その辺のお話もしていただけたので、是非ご覧ください。

 

 

・職人歴

左官の仕事は30年ほどになります。最初は土木の方で働いていました。
実は、絶対にやらないと思ってた職が左官屋だったんですが、今じゃガッツリ本職になっています。

・土木から左官の方へ移行しようと思ったきっかけ

知り合いが左官業をしていて、その助っ人として現場に入ったのがきっかけになります。
実際に作業をしてみて、楽しいと思ったことと、作業自体は傍から見ているととても簡単そうに見えるけど、実際にやってみると非常に難しい。
全然きれいにできなかったです。まず、鏝(コテ)にモルタル材を乗せる所から躓きました。
もちろん、知り合いがやった所と自分がやった所の出来具合を見ると、やっぱり仕上がりが全然ちがくて。
負けず嫌いなので、知り合いがキレイに左官仕上げをしているのを見ていて負けてられないなと本気で取り組みました。

・気を付けている事

躯体の微妙な歪みとかを丁寧にキレイに仕上げるのを心がけています。
自分たちが仕上げた壁面に対して、塗装がされていくんですが、
Family box.は「白の家」で外観も白を基調にいるので、左官の仕上がりが悪いと
結構目立ってしまうので。
下地から仕上げまで、最新の注意をはらっています。
あとは出隅の角の仕上げですね。職人の腕の見せ所でもあります。

 

・愛用している道具

左官と言えば塗りゴテ!!これが無いと仕事は始まらないです。
今使ってるのが角ゴテで、主に下地を塗っていく作業に使います。あとは仕上げゴテがあって名前の通り仕上げ材を塗る時に使います。
固いコテと柔らかいコテがあるんですが、壁の状態を見極めて臨機応変に使い分けるのがキレイに仕上げるコツです。
今日は外壁の仕上げの前段階で、下地塗の工程ですが、仕上げ作業の他にも、基礎打設やスラブ打設では生コンを均したりもします。

・左官業のやりがいは何ですか

左官の仕上げが終わって、塗装もして、足場もばらされた時、キレイに仕上がった外観を見るのはとても気持ちがいいです。
家を建てたいと思っている人でも、他人の家の中まで入って見せてもらうことは中々ないです。
ホームページで内観の写真を見たり、見学会に参加して見る事はあるけど、最近ではコロナとかで見学会自体がなかったりして、いつでも家の内部を見れるとは限らない。
自分の目で実際に確かめられるのは外観くらいしかないので、家の第一印象を決めるのに外観は思ってる以上に重要なんじゃないかなとおもってます。

 

 

家づくりと言えばやっぱり大工さんの、床下の軸組や床貼り、造作等の大工作業を思い浮かべる方が多いかもしれません。
左官の仕上げにもあえてコテの塗り跡を残した方法等がありますが、
沖縄だと、左官の上から塗装がされる事がほとんどで、フラットな壁面だと作業の仕上がりが表に見えにくい場合いも多いです。
ただ、仕上げにどれだけ良い材料を使っても、下地の出来が良くないと、ひび割れなどの欠陥が生じてしまいます。
家づくりの工程の中でも、外せない重要な工程なんですね。

今回は、左官一筋30年の新垣さんにお話を伺いました。
家づくりには80~100人の人が関わると言われています。
さて次回は、どんな職人さんが登場するでしょうか。お楽しみに!!

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