CRAFT MAN
家づくりに携わる人たち
2023/04/13
職人インタビュー第二弾
皆さんこんにちは
家づくりに携わる人たちをテーマに現場で働く職人さんを紹介していきます。
第二弾は、みなと電設の田港朝哉(たみなと ともや)さんに突撃インタビューをしてきました。
意外や意外、前職では医療関係に勤めていたとの事。
そんな田港さんが電気工事士になったきっかけは何だったのでしょうか?
是非ご覧ください。
・職人歴
今年で9年目になります。20代の頃は医療関係の仕事をしていました。
30になった年に、自分の義理の父が電気工事をしてたので「教えてください」と
電気工事の世界に入りました。
・医療関係から電気工事士へ移行しようと思ったきっかけを教えてください。
20代の後半で、ずっとこのままの仕事でいいのかな?と考えてた時期があり、手に職を付けたいという想いがありました。
自分の親父も、義理の父も電気工事士だったこともあって電気工事の仕事に興味を持ったのがきっかけになります。
初めのうちは右も左も分からない状態だったので、ひたすら指示通りに作業を進めていました。
自分を育ててくれた義理の父にはとても感謝しています。
・作業をするうえで気を付けている事は何ですか?
電気工事の仕事は、主に照明の取り付けとかブレーカーの取付なんかを思い浮かべると思いますが、
実は建築現場の仮設電気の取り付けがあったり、割と初期の段階から現場に入ります。最後の照明が灯るまで電気工事士として現場に関わります。
電気が通ってないと工具を動かすことが出来ないので、他の職人さんの作業を止めてしまいます。
現場が始まってから終わるまで、いろいろな業者さんとの関りが出てくるので、その分どんな業者さんとも密にコミュニケーションをとるようにしています。
・愛用している道具について
腰袋に入れている道具が普段から使っているやつなんですが、愛用というか、絶対に欠かせないのはペンチです。
電線を切ったり抜いたり、これが無いと現場で仕事が出来なくなるくらい必需品です。
最低限、腰袋に入っている道具があれば仕事を回すことができる。それくらいよく使う道具たちが入っています。
・電気工事業のやりがいは何ですか
照明がついた時は最高にうれしいですね。
全ての電気が通電した時に「やったー!」と思います。
最近では照明機器も色々増えてきて、モノによっては取り付けが難しいものもありますが、お客様が選んだこだわりの照明なので、メーカーの図面とにらめっこして試行錯誤しながら前日にも色々方法を考えて、取り付けがうまく納まった時はとても気持ちいいです。
天井の狭いスペースに設置される間接照明だと取り付けの時に手元が見えない中で取付作業をすることも多いです。難しい場面も多いですが、その分とてもやりがいを感じます。
・今後の意気込みを教えてください
まだまだ、教わる事は沢山あると思います。
今年の2月頃に社名が「南電設」から「みなと電設」に変更になりました。
9年間自分を育ててくれた前:前原社長からもまだまだ学ぶことは多いんですが、「Familybox.はお前に任せたよ」という事で、Familybox.の仕事は全部自分が任されています。難しい施工や困ったことがあれば相談させてもらいながら、お客様に喜んでもらえるように日々頑張っています。
今回は、電気工事士の田港さんにお話を伺うことが出来ました。
建設の初めの段階から電気が灯る瞬間までの全ての工程に携わるため、建物への思い入れも強いことが伝わってきますね。
そんなみなと電設さんは、その仕事に向き合う姿勢を評価され、昨年のFamilybox.MVP業者にも選ばれています。
また、お茶目な人柄でFamilybox.のスタッフからも人気者、今回のインタビューでは真っ赤なスーツで臨む予定でしたが、間に合わず。。。
ちょっと脱線しましたが、、、日も暮れて辺りが段々暗くなってきた時に、建物からこぼれる暖かみのある照明の光はとても印象的です。
Familybox.でも施工事例にて夕方の照明写真を紹介していますので、是非この機会に是非ご覧ください。
さて次回は、どんな職人さんが登場するでしょうか。お楽しみに!!